スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

市役所の臨時職員の仕事 選挙事務

市役所の臨時職員の仕事のうち、選挙事務についてどのような業務内容だったのかを経験を元に伝えていく。

なお、当然ながら自治体ごとに体制が異なるはずなので、そのへんはご理解いただきたい。

私のところでは、投票日の約一ヶ月前から本格的な準備が始まる。
選挙管理委員会という部署があり、通常業務はそこに所属する人で間に合っているのだが(といっても普段はすることが殆ど無い暇なところだ)、
いざ選挙が開催されるとなると、他部署からも応援が必要になるほどの忙しさに見舞われることとなる。

そこで臨時職員の登場となる。

主な仕事は、各投票所の設営準備。職員が作成したスケジュールに沿って、各投票所に機材を手配したり、業者に連絡して会場の準備を手伝ってもらうことになる。

私は、この業務の中でも、多忙を極める投票日直前の約2週間、応援として呼ばれた。
そのため、残念ながらこの仕事を担当していた設営班についてはあまり詳しくない。

設営班は、4人の臨時職員で構成されており、年齢的には30前後といったところ。

毎日、各投票所に投票台や机、椅子など必要物資の搬送や手配に追われている感じであった。

選挙活動が本格化する告示後、設営班の仕事はさらに増えるため、それを補うために私含め2人の臨時職員が増援として呼ばれた。

増えた仕事というのは、各地に設置された立候補者のポスターが貼られる看板の管理である。
実はこのポスター、いたずらをすると警察沙汰となる。その監視と、ポスターが雨などで剥がれていないかのチェック、
もし問題があれば、発覚した時点でポスターを貼り直したりしなければならない。
ポスターはどこに張っても良いというわけではなく、選挙管理委員会が定めた場所以外に貼ってはならない。
なぜなら、立候補者のポスター掲示場は、選挙管理委員会が責任を持って管理しなければならないためだ。

応援で呼ばれた私の仕事は、毎日車に乗って、ポスター掲示場をまわって、問題がないかチェックする仕事だった。
8:45?12:15、13:00?17:15まで毎日、車に乗って地図を頼りに、看板の調査に回る。
おかげで、市内全域の地理にはずいぶんと詳しくなったものだ。

また、一人でやるには厳しい仕事だった(一人で地図を見ながら回るのは負担が大きいため)ので、
2人でナビ役と運転役のペアで仕事を行っていた。

とにかく市内のあちこちに配置されたポスター掲示場を1つ1つ全てチェックしていくため、市内在住している人間でもわからないような田舎道までも隅々まで一日中走りまわるため、やはりその観点からも一人でやるには厳しい物があった。

監視役のいない外回りの仕事だったので、結構気楽な仕事であった。
いくらお昼休みがあるとはいえ、一日中車に乗り続けるのはしんどいこともあり、区切りをつけて休憩したり、車の中で世間話をして盛り上がったり、割と自由奔放に仕事をさせてもらえた。

特に良かったのは、私よりちょっと遅れて入ってきた、2人目の臨時職員が、45歳のおじさんで、とにかく気さくな方で、話のわかるおっちゃんといった軽い感じの方で、和やかな雰囲気のまま仕事が出来たことだった。

車中2人きりで仕事をするわけで、ペアとなる人が性格的に合うか合わないかというのは重大な問題である。

話も弾むし、気の合う人だったので、仕事とはいえ苦痛さが全くなかったのは大きかった。

夏場で外は暑かったが、車内はクーラーが効いていて快適だったし、しんどいことは何一つなかった。

だが、さすがに投票日前後ともなると、かなりの激務となっていった。

まず、開票所の設営準備は、応援として呼ばれた私2人も当然関わることになる。

このへんから、残業も増え、かなり忙しくなってくる。

特に投票日は、目の回る忙しさであった。
まず、投票日は、朝6時に市役所に集合し(前日も期日前投票の作業に追われ夜遅くまで残業である)、選挙の案内板の撤去や、各投票所のトラブルに対応するため、本部でずっと待機する必要があった。

開票の終わった投票箱を、当日のみ雇われた大学生らしき人と手際よく片付けたり、深夜2時になってもまだ終わらない開票作業に、当然ながら付き合わなければいけない。

担当職員の善意で、まだ作業が残っているだが、2時頃にみんなの疲労度を考慮に入れてくれて帰らせてくれた。

次の日が休みなら根性で頑張れただろうが、次の日が平日で普通に出社しなければならないことが最もつらいことであった。

翌日も疲れが取れない中、相変わらずの忙しさであった。
開票所の後片付けが待っている。大量の備品を整理して元の場所に片付けたり、開票所の体育館を元の状態に戻すための力仕事(専門業者がやってくれるが)。目の回る忙しさであったのは言うまでもない。

そのあとも、各開票所で過疎地の片付け、使った機械を各支所に再びしまう、などの仕事が待っていた。

とはいえ、選挙日終了後、2日目にもなると、あらかた片付けも終わり、平常運転となった。

応援で呼ばれた私と2人は、ポスター掲示場の設置(強力)に協力してくれた企業に御礼の品を渡し、あいさつをするという仕事が残っていた。
これを1日こなすことで、私の業務は終了する。

2週間は、とても楽しく働かせてもらえた。

まず、一緒に働くメンバーが気の合う人達ばかりで、不愉快になることが一切なかった。

昼休み、昼食をどうするか初期は悩んでいたが、職員会館がちかくにあり、そこに入っている飲食店が安い割にかなり美味しいということを教えてもらって、勤務中の半分以上は、そこでご飯を食べていた。
私一人ではなく、同じ仕事仲間も頻繁に食べに来ていたので一緒にご飯を食べたりしていた。

また、臨時職員同士、チームワークがとてもとれていたので、仕事が終わった後に、夜ご飯をそこへ食べに行ったり、私の勤務最終日には、みんなでそこの飲食店でご飯を食べたことも思い出の一つだった。

この仕事をしている間は、本当に毎日が充実していた。
嫌なやつもおらず、やりたくない仕事もみんなで協力してやり遂げ、毎日同じ仕事だけでなくいろんな仕事があって、とてもやり甲斐のある仕事だった。

選挙管理委員会の正職員の人達も割と優しい人達ばかりで、不快に感じることが殆ど無かったことも良かった。

なにより、ひとつの目標に向かって、毎日みんながひとつになって、いろんな仕事をこなしていくことが面白かった。

仕事の内容が内容だけに、毎日が新生で、飽きることがなかったことも良かった。職場の雰囲気も凄く良かった。

本当に色んなことがあった。
ちょうど鳥インフルエンザが流行っていた頃で、各投票所に消毒液が急遽必要になって、
消毒液のエタノールを容器に詰め込む作業が突発的に入ってきて、時間もない中、皆が必死に終わらせるため奮闘したり、くそ重たい計数器を4人がかりで2Fに運んだり、逆に2Fから階下に運んだり、本当に面白いエピソードが多かった。

たった2週間だったけど、これが終わった跡も相変わらず仕事がなく困っていたために、臨時職員に応募したのは、仕事が面白かったからだった。

しかし、2度目に採用された臨時職員の仕事は、期待に反する職場だったのである。

<次回に続く>
スポンサーサイト
プロフィール

安西爆弾

Author:安西爆弾
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。