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ぼくだけが大好きなアニメシリーズ Vol.5

今回も変わり種のアニメだ
普通はドラゴンボールやスラムダンクで燃えたとか そういう年代なんだけど おれが見てきたアニメはなぜか変わったものだかりだ

マクロス7(1994年)


「俺の歌を聞けえええぇーーー!!!」は後世に残るほどの名言だろ!!

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もともと おれは ロボットアニメが大嫌いだった
その筆頭となるガンダム マクロスなんて 眼に入るだけで嫌だった
複雑で小難しい設定とか アホ臭くて冷めていた

おれは 続き物のアニメとか漫画っていうのが見れなくて これをやり始めた中1の時も そうだった

なぜかというと 続き物だと 話の内容を覚えてないと楽しめないわけよ
おれの場合 当時は本当に頭がパッパラパーだったから 1週間も経ったらマジで話を忘れてしまう頭の構造をしていた

それに せっかくジャンプとか立ち読みしてても 良い感じに盛り上がってきた所で「つづく」って切られるのも嫌だった

そういう理由で おれがガキの頃は ほぼ全部 話を覚えてなくていい 一話完結型のギャグアニメ(ドラマ)しか見てなかった

だから アニメだって どちらかというと 「ピンクパンサー」
「バックスバニーのぶっちぎりステージ」「T.M.N.T」「バットマン(アニメ版があるのだ)」
こういう 話を覚えてなくていい アメリカ産のアニメを好む変わった人種だった

でも「タイニートゥーン」はイマイチだったな・・・
だから枠整理で「バックスバニー」と「タイニートゥーン」の番組が合体して
それから「タイニートゥーン」の放送回が明らかに多くなってがっかりしたものだった
(苦情が多かったのか 後半は「バックスバニー」ばっかりになっていたけど)

この中では「バックスバニー」のワイリーコヨーテの回が一番好きだ
台詞がなくて絵だけで笑わせようって言う(思えばこの部分だけをゲームにしたSFCカセットがあった気がする・・・友達が持ってた・・・)

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そんなおれが マクロス7を見るきっかけになったのは 通称ゲーム図書館の 友達のせいである

この友達は小学校が一緒で 中学が別だったが 趣味が合って 仲が良かったので
中学が別々でも 一緒に遊び続けていた

しかも お互い 通ってる中学で 人間関係がうまくいってなかったので
土日になると 必ず泊まりがけで遊んでいたものだった(中学3年間その関係が続く)

とくにおれは このアニメが始まる前後 のちにmixiでは詳しく書くつもりだが「登校拒否事件」があったため
なおさら 通っている中学に不信感を募らせていたため この友達と親密になっていたのだった

毎週 土日に このゲーム図書館の家に泊まりに行く おれ

夜中までゲームしまくったり アニラジをきかされたり いい感じに おれを オタク色へと 染めて行ってくれたのだが
どんなに夜遅くに寝ても 翌日の日曜朝11時前には起きて とあるアニメを見ていた

それがこの マクロス7だった

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おれは 付き合う形で見始めたのだが 最初は ロボットアニメというだけで 乗り気ではなかった
だけど おれが 大嫌いな ただ力をぶつけ合うだけの バトルシーンが 何か違っていた

主人公は 毎回 戦闘が始まると 突然非武装のロボットに乗り込み 戦場の宇宙空間にでると

ただ歌を熱唱するだけなのである

敵が攻撃をしてきても ひたすらよけるだけ

おいおい なんだこの前提から壊れてるアニメは・・・
おれは こういう内容を目の当たりにして 逆にどんどん惹きつけられていった

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これがきっかけで バトルアニメとか ロボットアニメ ひいては 続き物のアニメとか見れるようになっていった

あとやっぱ 当時鳥頭のおれでも このアニメは 話の構成が 馬鹿でもわかる単純さだったのもあるとおもう
登場人物も少ないし マシンロボの設定とかいちいち覚えなくても楽しいし

もう パターンなわけよ

前半は 主人公のバンドグループの日常で 戦闘警報がかかると 突然ロボに乗って歌いにいく おわり
その合間に ミステリアスな おまえ 絶対なんかあるだろ っていう謎の女が必ず出てきて

後半は この歌の力に目をつけた 軍上層部が 正式に戦力として投入する 物語の核心へ迫っていくストーリー

おれは前半のほうが好きだったし 世間一般的にも シリアス化していく後半はあまり好きでないと思う
でもどうしても 続き物のロボットアニメである以上 きっちりオチをつけなくてはならない

で今回 紹介する上で おれのこのアニメに対する 最大の不満
一年間放送して全51話なんだけど これが 長い!! 長すぎる!!!
もう 半分ぐらいでええよって感じ

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2000年以降のアニメばっかで おれにしては珍しく古めのチョイスなんだけど
やっぱ 古いアニメって どう頑張っても 色褪せてしまうわけよ
設定が・・・脚本が・・・絵柄が・・・
キャラクタの喋り方が・・・ケータイも出てこない、SF設定なのに4:3の分厚いモニタってなんなのって言う・・・

そりゃ おれが 若い頃見ていて 楽しんでたアニメもたくさんあるけど
いまみて 思い出補正なしで 100%楽しめるか!?!?っていうと 正直かなり少ない

でもこれは いま見ても 全然たのしめる
ずっと書いてきたけど 常識はずれのぶっ壊れたアニメだからだ

ただ唯一の弱点は さっき書いたように 話の内容のわりに 尺が長いってこと
ドラマの金八先生も 毎回半年間もやって ただ踊ってるだけの捨て回があったりして おれは嫌いなんだけど
やっぱ 長い時間尺取ってやるなら 白い巨塔とか不毛地帯ぐらい 中身が詰まっていないとなあ!

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ちなみに 映画にもなって ゲーム図書館の友達につれられて見に行ったけど これは忘れたくなるつまらなさだった
「マクロスプラス」と同時上映だったけど 「マクロス7」は完全に おまけみたいになってたし
おれも 「マクロスプラス」のほうが面白かった
こうやって 毛嫌いしていたロボットアニメが だんだんと楽しめるようになっていったのだった

(おまけ)

このアニメの主役 バンドグループのボーカルでヒロインの女の子は14歳(!)

しかし 彼女が歌うという設定のエンディングコーナーは どう見ても14歳に見えねえ~!!!



しかも これが日曜の早朝にテレビの電波に乗る!!
親の前ではとてもみれませんね!
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