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使用PCよもやま話

さて、前のエントリで昔使っていたPCについて色々調べていたら、つい書きたくなってしまったので、このエントリを書くことにした。

もう気づけば私もPC歴が14年にもなるベテランである。
その実、触ってた期間が長いだけで、中身はサッパリ無い見掛け倒しなのだが。
去年PCを買い換えたときに色々勉強してそれなりの知識は持った。

意外に1990年代のPC事情とかを2011年にもなって語っているところは少ないのである。
2000年前半に書かれたページならいくつかヒットするのだが、
おそらくその後PCが一般化してきて、PCにこだわりを持たないネットユーザーが増えたせいだと思われる。

私の家にPCを導入したのは1996年2月11日(日)の事だ。

覚えている人はいるだろうか。1995年11月23日にマイクロソフトが出したWindows95というOS。
これに群がる人達の事を。
このブームに家の父親が乗っかり、店頭価格約20万のPC9821V10を購入した。

さて、当然当時中学生だった私はPCなど買えるお金なんて無いので、頻繁に買い換える父親のPCマシンのお下がりを使っていた。
以下の使用時期は、私が実際に使っていた時期であり、父親が購入した日も一緒に書くが、時期が大幅にずれるのはそういった事情があるからだ。
自分でマシンを買ったのはお恥ずかしいことだが去年の6月にBTOで組んだ10万のゲームパソコンが初めてであり、かつ初めて父親の使っているマシンの性能を追い越した(父親は未だにデュアルコアで私はクアッドコアである)

●NEC PC9821V10(1996年2月購入。1997年7月?2000年2月まで使用)

★今の尺度でもわかるざっくりした性能紹介★
・CPU Pentiumプロセッサ 100MHz
・RAM 8MB
・OS Windows95
・HDD 850MB
・ドライブ 3.5FD&CD-ROM(4倍速)
・サウンド PCM

数値を見ただけで、こんなん20万で売ってたのかよ!!と言いたくなる代物だ。
特に注目して欲しい。HDDなんて1Gも無いのだ。
これにOSで領域を取られるので、実質半分も自由に使えなかったはずだ。
当時は、フロッピーやMOなどの外部保存出来る媒体が主流でHDDは高かったためだ。

勿論改造すればある程度までパワーアップは出来る。しかし、装着できるパーツも限られており、改造で強化するにも限界値があった。
これを未だに現役で使い潰すのはさすがにプロでも無理だろう。特にメモリがどう頑張っても128Mまでしか認識しないのが厳しい。

サウンドのPCMというのは、内蔵音源の事だ。
昔のファミコンやスーパーファミコンといったゲーム機を思い起こして欲しい。
ゲーム上の音は内蔵された音源を介して鳴らしていた。
この内蔵された音源がPCMしか無いという意味だ。

普通にWindows95のゲームやるときなら不自由はしなかったのだが、MS-DOSのゲームをやるときとか音が貧弱で困ったものだった。
MS-DOSだとFM音源が主流で、FM音源が載ってないウチのPCで起動するとファミコン以下の聴くに耐えないビープ音で演奏される。

ファルコムの「白き魔女」とか買ってきても、友達の家にあるキャンビーじゃいい音がなるのに、家のPCでやろうとすると騒音でしか無いビープ音でやるハメになる。
こういった悲劇が起こったものだった。

後は、まだ当時はCD-ROMドライブはPC界においては主流じゃなかった(家庭用ゲーム機ではバンバン使っているのに不思議な時代である)。
CD-ROM版がないゲームを買ってきたとき、箱を開けたら大量のフロッピーが収納されており、それを一枚一枚入れ替えてインストールする、今ではちょっと考えられないことがあった。

家の親父が買ってきたシムシティ2000がフロッピー媒体でその枚数に驚いた記憶がある。

ちなみに、このPCの3D描画性能は無いに等しいレベルで、スクリーンセーバーでポリゴンのものを選ぶと、その描画だけでガリガリ読み込み、傍目にも厳しそうに一人称視点で3D迷路をランダムに動きまわる映像が展開していた。

このPC、Windows95のロンチに合わせて出しただけあって、OSをWindows95として扱うにはスペックが厳しすぎて、かといって、PC9821としても機能不足で、ただ背伸びをしただけのどっちつかずなPCであった。
(上にも書いているが、ゲーム遊ぶには不足した機能が多く、友達が持っていた数ヶ月前のキャンビーの方がMS-DOSに特化していて扱いやすかった。CD-ROMは無い代わりにFDD2つ付いていてFDのゲームインストールにも便利だったし)

だが、このPCにモデムをつけて、1998年末から2000年春まで2年近くインターネットにつなげてバリバリ使っていた。
当時のネットは電話回線が当たり前だったから、重たいページは嫌われるどころか見られすらせず、掲示板とか文字媒体がメーンの場所を閲覧するには全く不自由はなかった。IE4.0もきちっと動作するし、変に色々ソフトを入れようとするとすぐHDがパンクするが、ただネットするだけならこれでも当時なら十分であった。

●PC9821V200青札タワーモデル(1997年7月購入。2000年4月?2003年3月まで使用)

★今の尺度でもわかるざっくりした性能紹介★
・CPU MMXテクノロジPentiumプロセッサ 200MHz
・RAM 32MB
・OS Windows98(初期はWindows95でアップデートさせた)
・HDD 3GB
・ドライブ 3.5FD&CD-ROM(4倍速&書き込み2倍速)
・サウンド PCM 拡張FM音源

これも青札とかいいながらかなり値の張ったPCだったはず。
タワー型で大きく拡張性に優れているのは良い。
しかしこれは、わかる人ならわかるだろうがPC9821時代末期の末期に出たPCで、この後すぐにPC9821は長い歴史に終止符が打たれ、独自規格のPC98は事実上廃止となり、NECはPC98NXへと移行することになった。
要するに、今のメーカーパソコンと一緒で、独自規格を捨てて統一しちゃったって事だ。
私はそんな時代遅れのPCを2000年から何も知らず使い続けていた。

ちなみに独自規格って言うのは、強引に書けばたびたび出てきていたMS-DOSで動作するソフトのことで、PC黎明期の16ビット時代にNECのPC98規格がウケちゃってPC=NECだったが、Windows95以降PCの規格が統一されちゃって、98=古いという構図になっていった。

つまり、9821のアプリケーションは、NEC製でも98NX製では動かない。互換性やら独自規格をなくしたためだ。

まあある意味PC普及のために、PC98シリーズを撲滅させるのは必然だったかもしれない。
今のPCは面倒くさい仕様とかなくて凄い分かりやすいからだ。

このPCも今は廃棄して家にはもう無い。今思い返せば勿体無いことをしたものだ。

当時の私は、ゲームをやるなら面倒な知識が必要ない家庭用ゲームで十分と思っていたからだ。

しかし最近PCの知識を蓄えた私としては、やはりこういう古きよき時代のPCは一台でも手元に置いておきたかったと痛烈に思う。

あの固執したある意味特別な人間だけがPCを持っていた異質な時代。対応パーツで性能アップさせ、悦に浸る快感。
当時は当たり前の光景だったから、全く気にもならなかったが、今となっては貴重な時代だ。

今の私は家庭用ゲームだけでなく、PC98のゲームにも触れてみたい欲求がある。
エミュレータではなく、出来れば実機で。
余談だが、私はエミュレータが大嫌いで、家庭用ゲームも全て実機で揃えている。

相変わらず当時の私といえば、ネット閲覧にしか使っていなかったから宝の持ち腐れ状態ではあった。

●PC98NX(2000年2月購入。2003年4月?2006年3月まで使用)

実はこのPCの型番を覚えていないため、スペックなど確認できない。
ミニタワータイプのPCで、ネットするにはFlash(まだ動画サイトは普及していなかった)が若干カクつく程度で、ネット見る程度ではもう全く不自由しないPCではあった。
ただやっぱりグラボが貧弱で、3Dのゲームはまともに遊べるレベルではなかった。

2004年2月にISDNからやっと光回線に乗り換え、回線がいきなり太くなった。
恩恵はそれなりにうけていたが、PCのスペックが足を引っ張り、画像などは処理はもたつきがみられた。
ブログやアフィリエイトの重たいサイトも増えてきて、その手のサイトを見るには重くて耐え難いものがあった。

この辺りからはあまり面白い話もないし、省略していく。

●VAIO PCV-RZ51(2003年3月購入。2006年4月?2010年6月まで使用)
OS WindowsXP SP2
CPU Pentium4 2.53GHz
RAM 256MB(+増設で768MB)
HD 120GB

とうとうウチの親父もNECには見切りをつけ、ソニーのVAIOに切り替えたようだ。
ちなみに次に親父が買ったPCは、もう高いだけのメーカーパソコンにはウンザリしたらしく、BTO(というか知り合いの会社のPC詳しい人に組んでもらったっぽい)で組んだPCになっていた。

まあ普通にネットやオフィス系のアプリ使う分にはもう十分なスペックである。
ただ付属のモニタが液晶ではあるが15インチというのが駄目な所だ。

2006年にもなると、アフィに画像ベタベタのサイトが当たり前になってきて、そういうサイトは重くて固まりそうになることが目立った。
また、動画サイトも台頭してきて、高画質動画が重すぎてとてもじゃないが見れたものではなかった。

このPCではゲーム配信にも使ったのだが、動画のエンコードをやろうとするとスペック不足で設定で負荷を軽減させないと出来なかった。また、エンコードの速度も遅く、負荷がひどいと重くなって固まってフリーズに悩まされることも多々あった。

巷ではデュアルコアのCPUが普及してきて、値段的にもおてごろ価格になっていたなかで、敢えてシングルコアのこのPCを使い続けていたが、動画の編集などしようとするとオーバースペックで肩身の狭いPCになってしまっていた。

●BTOで組んだ現役PC(2010年6月購入)
OS Windows 7 Home Premium 64bit
CPU Intel Core i7-860(QuadCore 2.80GHz)
RAM 4G(2Gx2)
GPU nVIDIA GeForce GTS 250
HD 1TB

ゲーム配信もやるようになったため、満を持して最新PCに乗り換えた。
ついでにメーカーパソコンのモニタは使いまわせないってことで、モニタも気前よく21インチのデカイヤツを買った。

ゲーム配信や動画のエンコードなど行う分には申し分ないスペック。
1年近く経った今でも、「まだクアッドコアは早い」と言わしめるごり押しPCだ。
まだ出始めで早いとも言われたが、どうせ貧乏性で頻繁にPC買い換えないのだからと64ビットのOSにした。

が、肝心のゲーム配信をやめてしまったので、今や無用の長物と化しているわけだが。

ただ前PCは120GBしかHDDがなく、空き容量も無くパンパンだったので、買い換えた価値はある。

高画質動画もアフィやでかい画像ベタベタのクソブログもサクサク表示してくれてとにかく快適だ。

私は、シングルコアの性能アップに物理的な限界を感じていたので、PCのスペックアップに興味が全くなくなっていた。
どうせいくら性能をあげたところで、一時的な負荷に根負けして不安定な動作になるのだろう?と思っていたからだ。

しかし、このCPUを複数積む現在の進化形態は実に良く考えられている。
とにかくいくら負荷をかけても、常に安定した動作をする。

私はあのシングルコア時代の、信頼性に欠けた挙動が最もPCで好きになれない部分だった。
それが、今のPCはとにかく信頼できる。

それに4つのCPUを付けているが、ハイパースレッド機能がついていて仮想的ではあるが8コア載っかっている状態なのだそうだ。タスクマネージャを起動してみると確かに8コア動いているのが確認できる。

最近のPCの広告バナーを見ると、もっとメモリが欲しいなと感じるが、
動画配信もやめてしまい、ただでさえ性能を持て余しているのだから、増設したって意味が無い。

グラボも解像度が1920*1080で、これまでのPCとは別次元の広さだ。

だが。
このPCには致命的な欠点がある。

ソフトが何一つ入っていないのである。

これまではずっとメーカーパソコンだったから、最初から一太郎だのエクセルだの一通りのアプリが備わっていた。
だが、今のPCには、PC自体に金かけたせいで、すっからかんなのである。

才能はあるんだけど、発揮する場所がない、勿体無いPCと言える。

結局日々のネット閲覧とサイト更新にしか使われていない現状だ。

そんなわけで、このPCの横には、未だに前使っていたVAIOが置かれ、事務作業するときなどはそっちのPCを立ち上げて使っている。

せっかくのゲームパソコンだし、PCゲーにでも手を出してみようかと考える日々だ。
モニタは私の部屋で一番でかくHDMI端子が付けられる唯一のモニタだし、今のところほぼすべてのPCゲーが推奨環境を満たしている。
ハイスペックを求められることで有名なFF14のベンチマークしてみたが、余裕とまではいかないが推奨環境を上回るスコアを出していた。

そして主力である家庭用ゲーム機は未だにブラウン管のAVケーブルで遊んでいる。
ゲーム配信やめるんだったら、テレビ買い換えればよかったな…と実はひそかに後悔している。

パソコンモニタにHDMI端子ついてるから、それでやればいいのだが、
そうなるとゲームやってる時はPC見れなくなるし、なによりHDMIで繋げられるゲーム機がPS3しか無い。
Xbox360は発売日に買ったのでD端子でないと駄目だ。Wiiは言うまでもない。

となると、結局馬鹿高いテレビを買うしかなくなる。困ったものだ。

しかしこうやって振り返ってみると、時代の進歩に驚かされる反面、あの昔のPCが一般に普及する以前のPCオタクたちが凝っていた時代が遠い昔のような心地良い懐かしさを感じてしまう。

今はPCの進歩も頭打ちになり、こだわる必要性が薄れてしまったのもあるのか、昔のPC野郎たちの情熱が失われてしまったように思う。

あの時代、今では考えられないほど確かにめちゃくちゃに理不尽でもあったけど、昔と比べると今はPCにそれほどの魅力を感じられないものになってしまったきがしてならない

今も昔もクリエイティブな使い方のできるマシンであることに変わりはないのだが、
今のPCは、どこか昔のアウトローな雰囲気がなくなって、初音ミクのボーカロイドだの面白い動画制作だの
表立ったきらびやかな創作活動が主流になってしまい、昔には確かにあった無駄なこだわりが消え去ってしまったように思う。

あの頃、PCに情熱を注いでいた人達はいまの現状をどう思っているのか、果たしてその人達は今何をしているのか非常に気になるところだ。

当の私は、PC98マシンを発掘して改造してMS-DOSで実機でゲームを動かしたりしたいと思っていたりする。
家庭用ゲーム機の中でも最も好きなゲーム機がPCエンジンのCD-ROMなので、どこかPCオタクに通ずるものはあるとは思うのだが(エロゲーが沢山あったからってわけではなく、当時としてはずば抜けたテクノロジーに子供心ながら単純に惚れていた。同時期にドラクエ3だので感動していたヤツらを尻目にイース1・2とか天外魔境とか、内蔵フォントで漢字混じりの文章表現やトラック再生の派手なBGMなどに当時しびれていた)

これからPCはどこに向かっていくのか、ひたすらに気になってやまない。
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