ゲーム雑誌むかしばなし ファミマガWeekly

ふと思い立って、ゲーム雑誌のウィキペディアを見ていたら、一部を除いて全く執筆されてない状態に愕然とした

1980年、1990年代のゲーム雑誌というのは、2000年以降のそれと比べ
事業的にもDTM(レイアウト)的にも非常に意義があり、今では考えられない常識がまかり通っていたりしておもしろかったものだ。

そこで、私が覚えている記憶の限り、ゲーム雑誌について記述していく。

第一弾は、ファミマガWeeklyだ。

ファミリーコンピュータマガジンの徳間書店は、ハード別に情報を載せる専門誌と言われる分野で雑誌を発行していた。
現在は、ファミ通のような全機種網羅した総合誌が主流となっているが、
1990年代は、どちらかと言うと、マイナーなゲームも記事として紹介される専門誌が重宝されていた(インターネットがないため)

しかし、1994年。セガサターン、プレイステーション、64の登場によって、
それまで任天堂優勢、サブポジションのセガ、NECといった、長年安定していたシェアウェアが突如崩れ始めた。

この大波で、最も被害を被ったのは、ゲーム雑誌編集部だ。

なにせ、1年でシェアウェアが逆転するほど変動が激しかったために、
紹介できるゲームソフトの記事も減ったり増えたり、部数も減ったり増えたり、読めない市場になっていったからだ。

そこで、専門誌を発行していた徳間書店は、1996年10月、ファミマガWeeklyという総合誌を創刊する。

これは、主力雑誌だったファミリーコンピュータマガジンが取り上げていた任天堂ハードが劣勢に立たされたことで
自らの主力雑誌の立場が揺らいだこと(信じられないだろうが1年で部数が半分以下に落ち込み、ページ数は激減。隔週から月刊に切り替えという凄まじい紙面変化を起こした)

この変化に強かった総合誌で戦ってきたファミ通が相対的に力をつけてきた(1996年にはゴールデンタイムでコマーシャルをレギュラーで持つほど力があった とんねるずの生でダラダラいかせて等でスポンサーになっていた)

これを牽制する目的が強かった。

第1号は1996年10月18日創刊。価格は忘れてしまったが、定価300円だったとおもう。
表紙は女子高生5人がジャンプしている写真だったと思う(ファミマガガールとか名付けられてた気がするが覚えてない)
ファミマガと同じく縦書きの珍しい雑誌だった

速報記事よりも、やはりファミマガが得意とする攻略記事を多く誌面に割いていた。

また、これがファミマガWeeklyもっとも売りとしていたのが
発売前ゲームのレビューを、読者にやってもらおうという企画だ

実はこれを調べるためにウィキペディアを見てみたのだが、どこかの会場を買ったか借りきって
そこに発売前のゲームを遊べるように並べておいて、来場者にプレイしてもらって代わりに感想を書いてもらうという形式を取っていた
この会場がどこなのか、知りたかったのだが、さすがに忘れている。結構大きなところだった気がする。

画期的な企画だと思われるが、この雑誌は短命でわずか半年、20号で休刊となった
1997年3月7日発売分が最終号だったはずだ。表紙は映画をやっていたエヴァンゲリオン。

部数が伸びなかったのは、レビューを素人にやらせたのが、いまいち印象に残らなかったこととか
会場の維持費やセッティング費用がペイできなかったこと

なにより、攻略記事は強いのに、週刊化しても相変わらず速報記事に弱かった(ファミ通のほうがまとめるのははっきりいって上手だった。詳細記事とか質の高さは徳間系雑誌のほうが数倍上だったが)

いくつか理由を考えられたが、読者にレビューしてもらうっていうのが無理がありすぎたんだと思う
確か休刊する1ヶ月ぐらい前から、発売前レビュー記事のコーナーが終わってた気がする
とりあえず半年だけ会場を借りて、期限がきた時に思ったほど利益が出なかったから思い切って休刊を決めたんだと思う

後、雑誌としては、詳しい記事を書くのは上手だった徳間系編プロだが
おせじにも週間の速報重視の雑誌としては、まったくくそまじめすぎて面白くなくて
自慢の攻略記事は凄いんだけど、1週間ずつ分割して載せられるから見づらいし、
なんていうかどっちつかずで、それなら隔週発行の専門誌の攻略記事のほうがまとまってて読みやすいし、
新作情報もニッチなものまで載せてて面白いよって感じで、全く雑誌としては申し訳ないが面白くなかった

ファミ通は、マンガも連載してたのに、確かこっちではマンガの連載もなくて、申し訳程度の読者コーナーが白黒であったぐらい

というか、色のない雑誌過ぎて、全然覚えてないのだ

かんじんのレビュー記事も、プロの沢山ゲームを仕事としてやってるライター1人にはかなわないって感じで
まったく記事として面白くなくて、ネットのない時代にその信念を貫き通す姿勢はすごかったんだが、
口悪く言うと、ゴミレビューを垂れ流してる状態で、ファミ通のクロスレビューより記事としては面白くなかった

続きます
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