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小説の書き方についての考察 (3)

前回の続きで、今回はもっと踏み込んだ内容となる。

(2) 話の組み立て方について

(1)から話が思いっきり飛んでしまうのだが、ストーリーの組み立て方について
自分なりの考えがまとまってきたので、書いていく。

おそらく、小説を書く上で、真っ先に頭を悩ませる部分がここだと思われる。

・物語の土台を決める。

土台ってのは何かというと、舞台を決めるということだ。

どの創作物にも、必ずこれが決められている。
シナリオのテーマを決めようとか他では言われてることが多いが、最初っからそこを考えると、
難しいため、物語の土台や設定、どういう状況を描くか、ということをテーマに置き換えて考える。

<踊る大捜査線の場合>
・新米刑事が、湾岸署の刑事課強行犯係に配属される。
・そこで働いている同僚とともに、巻き起こる事件(エピソード)が描かれていく。
→そこから派生した“テーマ”として、キャリア、ノンキャリアの上下関係の理不尽さが描かれる

<新世紀エヴァンゲリオンの場合>
・謎の地球外生命体、使徒の襲撃を受けた世界。
・人類は人型決戦兵器(エヴァンゲリオンという意思を持つ巨大ロボット)で対向するしか手段がなかった。
・(なぜか)搭乗者を選ぶエヴァは、多感で精神不安定な14歳の少年少女でなければまともに起動しなかった
→大人が子供に頼らなければならない世界。未熟な大人に腹を立てる反抗期真っ盛りのエヴァ搭乗者たちの壮大な喧騒、葛藤にまみれた汚れた世界観

・・・
「踊る」は基準ラインとして、「エヴァ」は、書いてる方も疲れたので、読んでる方もわけがわからないと疲れたと思う。
ここらで両極端だが、非常にシンプルな例をあげて終わる。

<ギャラクシーエンジェルの場合>
・見た目は萌えキャラなのに、どこか変な性格を持った5人の美少女で構成されたエンジェル隊のドタバタコメディー劇
・エンジェル隊はロストテクノロジー(失われた古代文明)発掘のため、紋章機を使って宇宙を駆け巡る
→SF、ロストテクノロジー、作られた設定すべては、壮大な馬鹿をやるための都合の良い設定でしか無い。とにかくギャグ。突き抜けたギャグ。ぶっ飛んだギャグをぶちこむためだけに設定が存在しているアニメ



こんなかんじで、自分が書きやすそうな“土台”をまず決めていく。
土台、設定を決める時、それは、虚構の世界だから、この段階では、割りと自分の都合で好き勝手決めた方がいい
むしろ、このへんの、その世界での決まり事とか、ルールが練りこまれてないと、後々読者から説得力がないだの、イマイチだの突っ込まれる(突っ込まれやすいと感じた)
まず土台の段階では、多少強引なぐらいに、その世界のルールを決めてしまった方がいいと感じている

この時、「おれはファンタジーが描きたいんだ。ファンタジーに詳しいしそれで食っていく」とか決めないほうがいいと思う
SF,ファンタジー、ロボットアニメってのは、所詮ジャンルでしかなくて、
まあ、本人が造詣に詳しいジャンルのほうが有利ではあるだろうが、物語の構成や土台的に分解して考えると、カテゴリの一つでしか無い。


・物語は起承転結の連続である

個人的に、専業作家や映画を参考にしないのはこの辺りにある。
なぜなら、シナリオの構成が巧妙で、サンプルに使うには高度だからだ。

映画は、2時間で1つの話が作られており、全部のエピソードに伏線があり意味があり、最後へとつながっていく

連続ドラマやアニメの場合、多くは、幾つもの起承転結のシナリオがオムニバスで展開して、最終エピソードへと進んでいく。

こんな当たり前の話書くなってことになるだろうが、前項で書いた土台を元に、基本的には話を作っていく。
その複数の話のなかに、最終話に向けた伏線を入れたりする。
全ての話に、凝った伏線を盛り込むのは難しいだろうが、いくつも話を書いている間に、伏線を仕込んでいくのなら、気持ちが楽になると思う

・最初にオチ、最終エピソードを絶対に考える

これもよく言われてる話だが、この件に関しては絶対に優先すべきだと言う結論に至った
土台や登場人物を決めた後、じゃあ、この世界の結末はどうするか?ってのは、
ここまで書いたプロセスで、先に考えておくべきというのは、必須事項だと感じたと思う。

なぜなら、最後が決まってないと伏線が作れないし、作りながら決めるとしても、最初に決められなかったら
それはいつまでたっても決まらないからだ。
これは3年、自己流で試行錯誤してきて、一番痛い目を見た所だ。

というか、最後を決めると、それ以外にも色々とすんなり決まってくることが多くて、はっきりいって楽になる。

情景描写については、舞台を参考にする

自分が思ったのは、作家の視点でどのように話を書いていけばよいかということだった。

とにかく映画見ろ小説読め
これは間違いではないだろうが、なんだかしっくりこないことのほうが多い。

そこで思ったのが、作家の視点というのは、舞台の観客席にいる立場と考えると、すごく楽になった。

ドリフの全員集合だとか、後は、最近は絶滅してしまったが、テレビ番組で簡素なセットで繰り広げられる芸人のコントなど。

こう考えると、情景描写が一気に楽になる。
作家の立場で、舞台背景をどこまで想像して説明しなければならないか、これを基準にすることで、迷った時の判断が早くなる。
ドラマのセットだの、映画のセットになると、凝ったものになってきて、そういうストーリーにはあまり関係ないような部分まで創造をふくらませて書いていくのが本当はいいのだろうが、とにかく効率が悪い。

あと、作家は映画のカメラワークだの、カット割りまで考える必要はないという結論だった。
じゃあ、登場人物の立ち位置だとか距離、セットのどの辺りに立っているのか(立たせるのか。動かすのか)みたいなことだけを考えれば良い
そうなると、舞台を見ている感覚で、情景描写を作っていくと、あらゆる面で、説明が簡単になる。

話が長くなってしまったのでこのへんで続く。
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