思い出のゲーム 【ライブアライブ編】

ゲームとともに人生の大半を歩んできた俺には、ゲームにまつわる思い出がたくさんある

☆今からちょうど20年前の事だった

1994年9月2日(金)

一本のゲームソフトが発売された。

☆それは『ライブアライブ』というゲームだった

俺は沢山のゲームに触れてきたが、最高傑作とかそういう話を抜きにして、もっとも思い入れの強いゲームと言えば、
迷うこと無く『ライブアライブ』をあげる。

☆今でこそ名作扱いされているが

ネットが普及するまでは、どちらかと言うと無名なゲームだった。

☆このゲームの簡単な説明

スクウェアソフトから発売されたスーパーファミコン用ロールプレイングゲーム。
7人の主人公、7つの独立した世界観とストーリー。遊びたい物語を選んでプレイする。
7つのシナリオは、どれも個性的でゲームとしても全く毛色の異なる作りとなっている。
与えられたストーリーをただ消化するのではなく、与えられた目的を達成するために手段は問わない自由度の高さが特徴。
フィールドマップすら無く戦闘だけで終わるものもあれば、その逆に戦闘がなくストーリーを全面に押し出したシナリオも存在する。
例えば、幕末編では隠密忍者となり、敵から身を隠して首領暗殺するか、すべての敵を切り倒し100人切りを達成するか、選ぶのは自由。
クンフー編では、弟子3人から本命を一人選び、途中から育てた本命の弟子が主人公となって活躍する。
そして7つの全く接点のないストーリーをクリアした時、このゲームの真実への扉が開かれる。


小学館の漫画雑誌とタイアップをしていて、7人の人気漫画家が7つのシナリオを1つずつ担当してキャラクターデザインをしている豪華さである。
だから、小学館から出ている漫画雑誌、ゲーム雑誌では異様に扱いが大きく、広告は14ページにわたって連続掲載されるなど今思うと規格外の広報展開が行われる一方

小学館以外のゲーム雑誌からは、中程度の扱いしかされないゲームだった。

☆うちの親父も発売日買いはしなかった
当時ゲーム友達で、とても仲が良かったやつが発売日買いをしていた。
毎週末になると、潤沢にゲームがあるそいつの家にほぼ必ず泊まりに行っていたので
このライブアライブも、やっているところを見せてもらった。

あまり興味はなかったが面白そうだった。

というか当時の俺は、ゲーム選びのセンスが壊滅的になかったため、その友達がやっているところを見なかったら、眼中にもないゲームだったと思う。

どちらかと言うと、少し前に出たPCエンジンのぽっぷるメイルのが羨ましかったし…

☆ぽっぷるメイルとは?(以下解説。読み飛ばし上等)

日本ファルコムが金欲しさに出した粗悪極まりない横アクションRPG。
とはいえPCエンジン版は、ビジュアルシーンが入ったり超人気声優國府田マリ子(主人公役)を筆頭に台詞に声優の声が入ってたり、
あまりのパソコン版のボリュームの無さにびっくりしたらしく、
3ステージ分の追加エピソードなんかが突貫工事で作られ、かなり遊べる改良が行われている


とはいえ、ライブアライブの前にはかすんでしまうゲームだったのだが……
※あれから20年。PCエンジン版ぽっぷるメイル、未だに欲しい俺がいる。

☆発売から大体一週間後の事だった
おやじの運転する車に乗っていた時、突然、

「ライブアライブって面白いのか?」

寡黙な親父に突然質問された俺

購入を迷っているようだった。

確かに雑誌の画面写真見てもパッとしないし、なにせうちはPCエンジンが主力ゲーム機であり、
その前には、大半のスーファミゲームが霞んで映ってしまうのだ(俺含む)

PCエンジンって凄いんだぞ!!
アニメみたいなシーンがあるし、声優がゲームの台詞を喋ってくれるし、
音楽だって、CD並みに派手に鳴ってとにかく凄いんだぞ!!


しかし、

「でもエロくてキモいんでしょ?」

こう言い返される立ち位置にあり、この価値をわからない奴はわからなくていいと、隠れて楽しんでいる状態だった。

この頃も、ネオネクタリスという戦略SLGを無駄に派手に高音質なオーケストラ風BGMをバックに長考してプレイするという、なんともハードスペックの無駄遣いなゲームを遊ばされていた。

閑話休題。

俺は二つ返事で肯定して、購入の後押しをしてやった。

そして我が家にも『ライブアライブ』の白いゲームカセットがやってきた

☆圧倒的に面白かった
何がどう面白いのかなんて話はもう語り尽くされているし、そんな今更わかりきった話なんてしない

とにかくハマったのである。とんでもなくハマったのである。
その、事実だけで今は十分だ。


当時はネットがなく、攻略本が頼りといっても、今ほどしっかりした攻略本はなく、高い攻略本をわざわざ金出して買う人も少ない。
だから、ゲーム雑誌に攻略記事が載ったりするのを見るわけだが、

そんな時代

1994年-1995年頃
隠し要素の入ったゲームが面白がられる傾向にあった。

みんなのしらないことや、わからないことを発見することが面白かったんだろうと思う。

『ライブアライブ』も隠しイベント、隠し要素の宝庫でRPGのくせに1つのシナリオがすぐ終わるので、
色々試したくなる。色々やってみたくなる。

幕末編で100人切りするのはどうすればいいのだろうとか
あそこにある見えてる宝箱はどうすれば取れるんだろうとか
いきなり超強い隠しボスにぶち当たったけど、他にもこんなやついるんだろうかとか


遊ぶ度に発見があった。

だから何回もやった。ストーリーも面白かったから、何十回も繰り返しプレイした

そして親しいゲーム友達と、考察したりする。

その環境でプレイする『ライブアライブ』がとてつもなく楽しかった

今なら、1週間持つか持たないかのボリュームしか無いゲームだが、当時は9月にこれかって、11月下旬のスーパードンキーコングまで没頭できるぐらいの耐久性があった。

途中、攻略情報が解禁されて、ゲーム雑誌に隠しイベントの出し方とかが載る。これが大体10月中旬頃。
それを見て、試す。おおこんなのがあった、凄いって言う感じで。
そうやってゲームを楽しんでいた。

☆なぜ思い入れの強いゲームなのか
『ライブアライブ』が今に語り継ぐ傑作だから、当時の環境が良かったから
その程度なら、俺の傑作コレクションに飾られるだけだ。

もちろんゲームとしての素晴らしさは折り紙つき

だが、それが決定打ではない。

☆学校に行くのが苦痛になっていた
勉強が嫌だとか、そんな身勝手な理由じゃない。

中学校に入り、2学期が始まる。
俺の中学校生活は順風満帆とはいえなかった。

俺はある人物から執拗に嫌がらせを受け続けていた

二学期に入り、その嫌がらせはより一層エスカレートし、熾烈になっていった。

そうなると、学校へ行くのが段々嫌になってくる。苦痛になってくる。

無気力で登校拒否になる…そんな理由じゃなかった
今も昔も、エネルギーだけは無駄に有り余っていた。発散する先が無いだけで


だけど、朝起きて、学校へ行く。嫌な気持ちになる。
それが1ヶ月以上続く。

そしたら誰だって嫌になるだろう、学校へ行くことが!!

こころを閉ざし始めた。

そんなとき、『ライブアライブ』が発売され、家へとやってきた。

楽しい。
たぶん、生まれて初めてゲームを現実逃避に使ったのはこの時だろう。


☆いくら家で遊ぶのが楽しくてもズル休みをする発想はなかった当時の俺
学校へ行ったら嫌な思いをする=じゃあズル休みをすればいい
そこまで頭がまわらないのが、世渡りの下手くそな俺である。

どんだけ嫌がらせ食らっても、きっちり毎日学校に登校していた馬鹿野郎である。

通ってた中学校に味方は一人もいなかった。
あの時、俺の心の支えになっていたのは、小学校の時の友達で中学は別になってしまったゲーム友達たった一人である。


リアルがそんなに苦しい時、たまたま『ライブアライブ』が発売されて、それと出会った。

多動でガキ大将みたいな単細胞の俺でも、中学生にもなると、RPGの面白さとかストーリーが理解できるようになってくる。

ゲームバカといっても短気で飽きっぽく理解力も同年代よりなかった俺は小学生の頃RPGなんてダルくてダルくて続かなかった。
ガキの頃でもFF3とかリアルタイムにクリアしてたが(アレをクリアできたのはある意味極端なゲームバランスだったからだと思う)、
ちゃんとRPGの駆け引きとか物語を咀嚼して楽しんでいたのは小6終わり頃に出た「新桃太郎伝説」が初めてだった。


つらいときいつもこのゲームの事を考えていた。

そんな出来事があったから、俺は『ライブアライブ』が、人生で一番思い入れの強いゲームソフトになっているのだ!!!!(白目)

『ライブアライブ』がキッカケで、俺はさらにゲームへの興味が強くなったのは紛れも無い事実だ!!!

その後、1995年2月24日 『フロントミッション』
1995年3月11日『クロノトリガー』

当時のスクウェアソフトの流れは隙がなく完璧だった………

そして、1995円9月30日『聖剣伝説3』を買うために、遂に新聞配達まで始める…………

☆さいご
中世編のオルステッドとストレイボウのストーリー
今ではこんなに有名になるとは思いもしなかった。

俺は当時、どっちに感情移入していたか、今では薄れゆく記憶から、それを思い出すことは出来ない。

それにしても、なんともなしに読んでいた当時のこのゲーム上の台詞が、名台詞になっているとは思いもよらなかった、
その台詞とはこれである。

あの世で俺にわび続けろオルステッドオオオオーーーーー!!!!
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