「これ以上 親に迷惑をかけられない」

※この記事は、都合により削除する可能性があります、ご了承ください。

俺はまた家出をした。

このブログだけをご覧になっている方々にとっては、「またかよwwwww」ぐらいにしか思われないのだろう。

だって、過去の3年前に決行した家出話を書いた次の日に、自分でも家出をすることになるとは思ってもいなかったから。
(先週も家出したじゃねーかって突っ込みもあろうかと思うが、あんなのは夜中に2,3時間家を衝動的に飛び出しただけで自分の中では家出に入らない)

こんな馬鹿げた話、あるはずもない。

だが、事実なのだ。

あの家出話を、絞りだすようにカミングアウトした次の日、
俺は仕事場で、自分の自信をなくす大きな出来事が起きた。

それについては、ここでは書きたくないので書かない。

とにかくその出来事によって、俺はこう思ったのだった。

「もうここにはいられない」

そう
3年前も親父にお説教された時、感じたことと同じ感情だ。

「俺はもうダメだ」

「オレハモウダメダ」

本気で思った。

本気で落ち込むってこういうことなんだって思った。

居た堪れなくなるという状態ってこういうことを言うんだと実感した。

だが、今回は悩んだ。

なにせ、3年前と違って、毎日仕事の予定が入っているのだ。

3年前なら、なにやっても自由な無敵な無職だったから、家出しようが他所様に迷惑をかけない。

しかし、
今回は違う

今家出すれば、次の日の仕事をすっぽかすことになる。

これがどういうことか。さすがの俺もわかっていた。

だから考えた。
家に帰ってから、ひたすら考えた。

18時から、深夜2時過ぎまで

ずっと考えた。

手にはマメができていて、腰や膝も痛くて、とにかく疲れているはずなのだが、布団に潜り込んでも不思議と眠れない。

昼間の出来事が、影響しているのだろう。

俺の、居た堪れなくなる出来事が。

普段なら、周りが呆れるほどゲームばかりやる俺が、この日に限ってゲームをやらなかった。
普段はどんなに疲れていようと、ゲームに興じる姿があり、それを見た親父が呆れ果てる。

それが無かった。

さすがの俺も、やる気にならなかった。

他人からすれば、仕事が嫌になって逃げたとか、そういう風に絶対思う
俺も上手く説明できないが、それが原因で、逃げるように家出をしたとは心証的にはかなり違う。

そんな浅はかな理由の家出じゃない

とにかくもう、俺はポンコツなんだ
ここにはいれない奴なんだ
生きててもしょうがない奴だった

この考えが頭を巡り巡って6時間以上が過ぎた

今回はひたすら考えた。

家出すれば自動的に次の日の仕事をサボることになる
おとなしく、出勤するのが利口なのだろうが、いたたまれない気持ちを抱えながら、顔を出せるほど俺は厚顔無恥じゃない。

自分の気持ちに正直になるとしたら、

今、
この場から
すぐに立ち去るべきだ

だけど、仕事は?
与えられた仕事を、そう簡単に投げ出すというのはどういうことだ?

この世間体が首をもたげるのだ

だから、家出するということは自動的に無断欠勤になり、仕事はおそらくクビ
そんなもんだから、仮に家に帰っても、両親は怒り狂って今より居場所がないだろう
それどころか、私物だって勝手に捨てたりとか、そういうことをやったり、

まあとにかくもう、家出をしたら、無傷では済まないと感じた

その葛藤

その葛藤を延々と続けた

6時間以上

仕事を耐えて耐えて耐えぬくか
家出をする痛みを堪えるか

その二択しか無かった

俺はずっと考えた

明日我慢して仕事行っても、きっとまた嫌になる日がやってくる
今の生活を、そこまでして守るほどの価値があるのか

守るというか、むしろ、守ってもらっている立場なのだが

そして深夜2時過ぎまで、考えぬいた結果

俺は家を出ることにした

その時の決意たるや半端なものではない

もともと家を出て行った後のことを考えないタイプの人間だ。

例えばPCにエロ画像を保存してあるフォルダが有るとか、それを印刷した紙があのノートに挟まってたな
あれを見つけられると最悪だな……

誰しも自分の部屋には人に見られたくないものが転がっているだろう

だけども、家出するということは、その場からいなくなるという決意なのだから、そんな身辺整理は考えない

しかし、俺には一つだけ心配事があった。

俺の家出を、周りの人がどう捉えるかということだ

はっきり言って、仕事が嫌で逃げ出したと思われるのだけは絶対嫌だった

かといって、その気持ちを周りに表すやり方もまた、わからなかった。

しばし考えた後

俺はおもむろに手近にあったA4の印刷用紙を手に取り、こう書いた



これ以上
親に迷惑をかけられない



そして俺は家を出た。

昔の俺なら、

「明日ドラクエヒーローズ2が出るから、それをクリアしてからシヌカ……」

そんな風に考えていたやつだった。
それから比べると、かなり俺も変わったなと思う。

もともと新作ゲームが出たら、それが自分の好みだろうが好みじゃなかろうが
それのクリアを再優先に時間をかけるようなやつだった。

今思うと、ただの異常者だなと思う。

そんな奴が、新作ゲーム(しかも先払いダウンロード済み)を目の前にして、
躊躇なく、それ以外のことをやってしまうのだから、俺にとってはペレストロイカか大政奉還か
それぐらいの大事である。

エヴァのMAGIが異常動作でも起こしたんじゃねーかっていうぐらいイレギュラーな判断だ
MAGI的には2対1で「家出する」の結論が出たぐらいの感じなんだろうか
(エヴァAirまごころを君にの狂気感が今更ながら思い浮かぶ)




家を出た後のことを書こう。

3年前の家出の失敗から、荷物は持たないことにした。
靴はもったいないのでクロネコヤマトのバイトの時かわされた安い安全靴。
(今回の家出旅で、靴底が異様にすり減り、かなりボロボロになった)

財布には4円しか入っていなかった。家を出る直前にPCデスクの上に5円玉があったので、それを持っていく。

所持金 9円

うまい棒1本すら買えない

正気と思えない沙汰だろうが、その時はそれぐらい追いつめられて逼迫していたのだからしょうがない。

家出したと言ってもアテがない
とりあえず、旭川駅へと向かった。

電車にのるつもりはない。
なにせ所持金9円なのだから。

旭川駅へ向かう途中、買物公園を歩いた。
今回も携帯や時計といったたぐいは一切持っていないので時間がわからない
が、買物公園を歩く頃には、外が明るくなってきていた。

買物公園には、椅子があって寝転がったり出来るところがある。
歩いていると、ベンチに寝転がっている人がいた。
ホームレスか、あるいは、背広を着ているから酔って単に横になっているだけか

俺には判断がつかなかった。

旭川駅に着く。
手前に交番があり、警察官に職務質問されないか、つい警戒してしまう。

旭川駅には時計がついており、時間が確認できた。

まだ4:30だった

駅は5:00まで施錠されているようだった。扉は開かなかった。

仕方がないので、近くのベンチで、中には入れるまで待つ。

この時俺は、徹夜したせいで、眠くなっていた
とてもじゃないが、一眠りしないと動けなくなってきていた

待っている間も何度も意識が飛びそうになってた

服装は、ボロいジーパン(もったいないのでわざと)とトレーナー1枚。
昼間はこの格好だと暑いが、深夜早朝ともなると、この服装は寒くて辛かった。
気温差が激しいので、へたにこれ以上厚着も出来ないし薄着なんてもってのほかであった。

だから早く、JR旭川駅に入って眠りたかった。

兎に角この待ってる時間が凄く辛かったのだけは覚えてる

たった30分が、ものすごく長く感じた。

5:00になって、扉が開く
中に入れるようになる

中に入るが、外よりはマシだが、やはり若干寒かった。

5:00

当たり前だが、人はまばらでガランとしてる

実は旭川駅は座れる場所がたくさんあって、寝転がれる場所もたくさんあることを知っていた。

だが、プライドというか良心の呵責というかが先行して、椅子に横になって寝るということが出来なかった。

背もたれのあるところで仮眠をとるのがせいぜいかなと周りを見渡して思っていた

が。

ベンチに横になって眠っている人がいるのを俺は見た。
それも一人ではない。何人もいる。

さっき買物公園で見た、ホームレスかサラリーマンか判別できないような曖昧な人種じゃない。

これは明らかにホームレスだ

ここが居心地がいいことを知っていて、開く時間を待って入ってきて寝ているのだ

だから俺もすぐに目立たないところを見つけて横になった。

この時、羞恥心というのを捨てたんだろうと思う。

だが、なかなか寝付けなかった。

当たり前だ
人がまばらと言っても、それなりに人の往来がある
あとは、構内アナウンスがうるさく、その度に目が覚める

それでも眠気が強くなっていき、俺は寝た

それでも3時間くらいか……

隣にカップルらしき2人がいて、

「ガチで寝てるよこの人」

的な会話が聞こえてきて俺は目が覚めた

たぶんいびきでも書いていたのかもしれない

そりゃあそうだ

前日、仕事して、一睡もしてなかったんだから。

時刻は8:00

隣のイオンモールが開いて、そこに殺到する人を尻目に俺は駅を出た。

8:00

この時間に俺は罪悪感があった

なぜなら、仕事が始まる時間だったからだ

普通なら、この時間から仕事場に行って、仕事をしている

だから、俺は凄く申し訳なくなった



そのキモチを、かなぐり捨てるために、俺は歩き出した。

国道12号へ向かっていた。

徒歩で札幌へ行こうと思った

なにせ、アテがない。
かといって地元をフラフラしていれば、また3年前の家出の時のように帰りたくなってしまう。

帰ろうかどうしようか……
という余計な葛藤と戦わなくてはならなくなってしまう

正直言って、家出し続けるなら地元にとどまるほうが楽だ。

どこに何があるかわかっているし、ほんとうに困ったら知り合いの家に匿ってもらえば良い。

だが、知り合いの家に匿ってもらうことは絶対しないと決めていた

それでは、楽してただ逃げているだけになってしまう。

俺はやんちゃ坊主だったので、子供の頃、良く外に閉めだされていた。
しかし、あまりにも何度もこの懲罰を受けているうちに、対策を思いつくようになった。
それは、友達の家に匿ってもらって、そこで暮らすということだ。
確か小3くらいに、そんな悪知恵を思いついたのだった。
それで、一度実行したら、これでは罰にならないと、二度と家から締め出すことをしなくなった。
それ以外にも、玄関の前に泣いて立ち尽くすのではなく、失踪して行方不明になったり
ガキンチョのころからそういう自衛策だけはよく思いつく奴だった

家出と大差ないと、他人には思われるだろうが、これは俺の覚悟だ

ゲームで言うならば、縛りプレイみたいなものなのかもしれない。

(そこまではいかないか。攻略本を見ないでやるみたいなぐらいの感じか)

とにかく地元から離れなければ

この思いだけが先行していた

俺は歩いた
とにかく歩いた

しかし、筋肉疲労というのは後からくるというのを、3年前の失敗でわかっていたので、
途中でやりすぎなぐらい休憩をはさみまくった。

そんなに都合よく休める場所があるわけないので、車のじゃまにならない所で、歩道に直に座って休んでいた。

このとき、誰かに何か声を掛けられたらどうしよう?とかチキンハートが顔をだしていた

実際は、神居古潭の歩行者専用道路でチャリ乗ったにいちゃんに「こんにちは」って言われたぐらいだったが

map1.png

この地図を見て欲しい。
旭川から札幌へ行くには、右上の旭川から、国道12号を進めば行けるようになっている。

この画像では、右上から左下にかけて国道12号が続いている

そして今回、俺が歩いた道でもある

途中、神居古潭という観光スポットを通る
ここまでたどり着くだけでも数時間というレベルで大変だった

もう足が棒になっていた

それでも止まるわけはいかない

だが、せっかく来た観光名所だ
足が痛くても、少し寄ってみようと思った。

map3.jpg 


有名な心霊スポットだとは知っていたが、自殺の名所だとまではこの時は知らなかった。

1枚目の写真の通り、歩行者専用道路のすぐ横に、この吊り橋がある。
100人以上同時に乗れない橋だ。
昔は30人以上乗れなかったらしい。
(下が深すぎて、柱が設置できないかららしい)

地元の人間でも滅多に、
いや、ほとんど立ち寄らないおかしな観光名所

俺も一度も来たことがないと思う

この吊り橋の上で、手すりに腕と顔を乗せ、しばらく考える。

ここから飛び降りれば、いいのかな

いや、川に飛び降りたって死ねねーだろ

※ 何度も書くが、この時、ここが自殺の名所だと知らなかった
どうやらここは、特殊な地形をしており、川に身投げすると下側に巻いた渦がところどころあって、
自殺には絶好の場所だったらしい
川底はどこかの水流につながっていて、死体はそこに流されるか、川底に引っかかって引き上げられていない死体が大勢いるとか言う話らしい。

奥の方にも行こうかと考えた
だが、足が痛くなってきてたから無駄な行動は控えたかった

この吊り橋の奥には、古い駅舎があって、魔列車みたいなSLが放置されてて、その横には
通るとかならず何かが起こると言われているほど霊が密集しているらしいトンネルがある

そこを抜けると、身投げだかしらないが、自殺に最適の場所があったのだという

ちなみに今は撤去されていたが、吊り橋のすぐ先に、電話ボックスがあり、
ここには、女の人の幽霊がよく出ると有名だったらしい

昔々、親父に反対されて駆け落ちしようとした女性が、激情した親父に見つかり、カマで首を切られ
身体を川に、首を見せしめに、その電話ボックスに置いたのだという

なんにせよ、俺はここに長時間滞在を許されなかった

なぜなら、関西弁の気さくな老夫婦が突然やってきたからだった

男のほうが、俺に話しかけてきた

「ここがぁーあのぉー、神居古潭ですか?」

「は、はい…そうです」

「へぇ~~。えらい絶景ですねぇ~」

こんな感じだ
関西人なのか、とにかくよく喋る

「あの木は、どこからおちてきたんやろ?わかります?」

向こうは、俺一人吊り橋に佇んでいる姿を怪しもうともしなかった

この老夫婦は観光できていたようだった
そのまま吊橋を渡って駅舎の方に行こうとしていた

俺も奥へ行くと、この2人と一緒になってしまう

世間話でも始まろうものなら面倒くさい事この上ない

俺は逃げるように神居古潭を後にした

この、神居古潭を抜けてからが大変だった
というか旭川を出てからもそうだったのだが、本当に何もない

国道とは名ばかりで、両側に広がるのは大自然
たまに農家の一軒家がいくつか点在しているだけで、徒歩でここを通ろうなんて人は誰一人としていない

体力的にもやばくなってきていた
休憩をはさみながらとはいえ、右足が捻挫したようになってきていた

また、昨日から何も食べ飲みしてないせいか、喉がからからになり、唇がカサカサしてきた
それのせいだったのか、両指がうまく曲げれなくなってきた
曲げようとすると筋肉痛になったかのように、激痛が走って曲げることができない

だが
それでも
俺は札幌方面へ
深川へ向かって歩いていた

もう戻るに戻れない
そうやって決意して出てきたんだから

戻りたくなった時には
戻った時のことを考える

「あのバカ息子、家を出て行って良かったな」

とかそういうことを言ってるんだろうなーとか考える

そうすると、帰れないと思うようになる

前に進むしかなくなる

後退するという選択肢はもう存在しないんだ

日も傾いてきたのが見るからにわかってきた頃、
もう考えることも出来ないほど消耗して疲弊した頃

ようやく深川の入り口にたどり着く

途中、国道といいながらも、歩道すらなくなり、肩身の狭い思いをしながら歩かされるゾーンもあり心配になったものだ

青看板では後6kmとか書いてるくせに、こんな田舎道のすぐ先に町なんかあるのか?
なんて、何度も不安になった

しかし、ちゃんとその先に深川はあった

深川の道の駅にやってきた

俺はもうヘトヘトだった

だが現実は無情だった

札幌まではまだ約110kmもあるのだ

深川なんて、最初の通過点にすぎない

この時点で、17:50
もうこのまま国道12号を行軍するのはとてもじゃないが無理だと悟った

喉の渇きも限界に達していた

道の駅に隣接してセブン-イレブンがあった

だが、9円しか持ってない俺には何も買えない

財布を漁っていると、郵便局のカードが出てきた

これに奇跡を信じることにした

セブン銀行で残高照会

1000円以上残っていれば、下ろせる

俺の想定を反する形でなんと9000円も入っていた

1000円だけおろし、すぐに飲み物を買った

キウイオ・レとか言う期間限定商品がやすかった(100円)

カルピスのキウイ味という感じのものだ

めちゃくちゃ美味しかった

のどが渇いていたからなのかもしれないが、ケチな俺がこれに300円も使うぐらいだから、相当だった
(キウイオ・レを2本、味違いのフルーツオ・レを1本飲む)

しばらくは深川の道の駅の駐車場にある背もたれ付きのベンチで座って休んでいた

しかし18時もすぎれば、外は寒々としてきていた

道の駅のトイレに入って、トイレのついでに温まったりしていた

結局その日は、札幌行きを諦め、深川駅前を目指すことにした

だが、深川駅までも、そこからは遠かった
徒歩で1時間ぐらいかかったと思う

何もない道無き道を歩いて、1kmもある橋をわたって、深川駅に着く

もう足が動かない
これまでも無理していたが、今回も体力の限界が訪れたようだった

深川駅の時計を見ると19:40

そこから旭川行きの電車が出ていた
特急だと1480円
普通車だと640円

俺は驚愕した

今日一日必死に歩いたのは、たった640円分にしかならないということに衝撃を受けた

距離にして40km進んだかどうか
総移動距離で言えば、45kmぐらいは歩いてると思う
だが、体力もスタミナも限界にまで酷使して、このペース
3日4日かけないと、とてもじゃないがたどり着かない
たどり着かないどころか、身体が持たない可能性のほうが高かった

そして、最大の誤算だったのが、深川は思っていた以上に田舎で何もなかったこと

駅前にさえ来ることが出来れば、どこか適当に時間を潰して(タダで)野宿できると思っていたが
この考えが甘かったことを思い知る

長考した末に……

俺は640円の旭川行きの券を手にしていた

だが、家に戻るつもりはなかった

22:09まで旭川行きの普通車は来ない(特急だと1時間1本のペースで来るが普通車は無い)

仕方がないので、深川駅で3時間以上椅子に座って電車を待った

すると、バカそうなJK2人組がやってきて俺の隣りに座ってきた

こいつらも俺と同じ電車にのる予定らしかった

暇なのでずっと2人で世間話をしていたが、ついにその話題は俺に矛先が向いた

俺は疲れてぐったりしていたのか、半分寝そうになったり、おかしな挙動になってたようだった

それが面白いのか何が面白いのかわからないが、こいつらは突然俺の様子を撮影しだしたのだ
お前ら気づいてないとでも思っているのか?だからバカJKなんだよほんとによ
旭川に住んでいながら深川の高校に行っている時点でお察しだろうが!

一体全体俺の何が面白いんだ?

一日必死な形相で家出行軍して、ぐったりしている姿が面白いのか?

だが

「キーモーーーーーーーーーーーイ」

という奇声を発するぐらいだから、そういう方向の話題だったのだろう

何もしてなくても面白いのなら、俺もスターになれないか?蛭子能収やジミーちゃんの枠とかで

もうなんでもいいから、俺を一人の男にさせてくれ

バカJKにLINEネタに使われることを腹に立ったりとかはなく、
俺の個性のどこかが生きていく上での糧になるならもうなんでもいいと思った

本当にそう思った

ただ座ってるだけで面白いなら、テレビに出て利益をもたらさせてくれ

この時点で、身体も脳も限界まで疲れていたので、そんな破綻した思考性になっていた

22:39
旭川駅に着く

そこから2時間近くかけて家に向かう

俺は、結局また家に戻っている

だが、本当に帰るつもりはなかった

まあここでいくら訴えても無駄なことだが

俺が出て行ってからどうなったのかを聞いてまた立ち去るつもりだった

時計がないので、到達時間を予測して動く

家についた時が多分夜中1:00過ぎだろう
そのとき、母親の部屋の窓を叩いて、話だけして出て行く

そして今

こうしてまた家に戻っている

 map2.png

旭川から札幌への道のりはこのようになっている

距離にして約140km

国道12号線をひたすら進むことでたどり着く

深川、滝川、砂川、美唄、岩見沢、江別を通過して、やっと札幌だ

俺は事前にGoogleマップで予習もしなかったので、いかに無謀なことをやろうとしていたかがわかる

丸一日、10時間歩いても、最初の通過点である深川にギリギリたどり着くレベル

その後も見てみると、町の間隔が広いので、とてもじゃないけど歩きでは無理だとわかってしまった。

それに、そこまで必死に札幌目指して、じゃあ札幌に何があるかっていうと、別に何もない

じゃあお前何しとん

こんなこと言われても仕方のないありさまだ

電車でも3000円ぐらいでいけてしまうというのにだ



チャリがあればだいぶ違うのになあ……

俺は思った

チャリだったら、2日ぐらいで着くだろう
それだったら俺、やってのけたと思ってる

でも、チャリは使わないからと、壊れてもいないのに10年以上も前
親父が勝手に解体して粗大ごみに出してしまった

まあ、家出にチャリはかえって荷物になることも多いのだけども…。


次があるとしたらもう、最初に移動費用を惜しまず出して
札幌なり東京なりに出て、それで簡単に戻れない状況を作り出すと思う

これまでは、家出したら、徒歩で歩きまくるから、疲れてしまって帰ってしまうんだとわかった
金が無いから、出費をケチりまくり、それが結果的に家出を失敗させている

結局、家に帰ってきたものの、やはり帰ってくるべきではなかったと感じてる

今こうして、必死に家出体験をブログに、それもめちゃくちゃ時間を掛けて書いているのかというと
もう、次いつ、またいなくなるかわからないからだ

いや、
こういうこと書くのはよそう

だから俺はいつも余計な一言が多いとか言われるんだ
いや
別に見てる人そんなにいるわけでもないのに何気を遣ってるんだか
(自分に言ってる)

もう一つわかったこと

ホームレスや路上生活者が、貧相なご飯を紹介してるが、ああいう立場になると、
意外と我慢できる
いや、もちろん健康には悪いことしてるんだろうけど

俺も指が動かなくなった時は「やっべーなこれ」って思った

だが、一日飲まず食わずでも、割と我慢できる

終わります
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