俺のゲームレビューサイトは何だったのだろうか・・・(鬱記事ではない)

俺がゲームレビューサイトをはじめるきっかけとなった、鳶嶋工房さんが
今年の7月7日でサイト開始から19周年を迎えた

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このサイトがきっかけで、あんなゲームレビューを始めたというのは、嘘大げさ紛らわしいの誇大広告ではない。

ガチでほんとうの話だ

俺がこのサイトと出会ったのは、2004年の1月か2月頃だったと思う
(もう正確な時期は昔過ぎて覚えてない)

その時はもう、なんていうか、サイトコンテンツが宝の山に見えた(マジで)

サイト管理者のとんびさんは、きちんと本名を名乗っているし、何やらゲーム開発を行っているらしいということだけは伺えた
(今みたいにフェイスブックで経歴をはっきり記していたわけではなかったのでいくら調べてもわからなかった)
ただ、ゲーム関係の雑誌にライターとして仕事をしていたらしいことは書いてあった

なので、凄い人だぐらいには思っていた





なぜ宝の山に見えたのか?

コンピューターゲームのレビューと、ゲームエッセイの記事内容について
とにかく専門性が高くて、高度な分析と考察を行っている。

少なくとも2004年当時においては、これらがインターネットで無料で読めるというのは、
間違いなくありえない質の高さだった。

ネットに転がってるゲームレビューなんて、この頃は今も変わらず

「あのキャラが可愛い~~可愛いのだよ!」
「ストーリーが超シビれる!!」

などという、素人のゲームレビューというのは、道端で会話しているオタク同士の談笑の延長線上であり、
そこから派生して、面白く読める(俺から見て)おちゃらけた文体のレビューが受けている
求められている
小難しい考察はゲームレビューになんて必要とされてなくて、そこに求められているのは
面白い記事かそうでないか、共感を誘うかそうでないか。
クソゲー呼ばわりされてるゲームを、無理矢理ほめ立てて注目を集める

そんなもんだった

こういうのは今もそうだ

真剣にゲームをレビューしていない

というより、
特に肩書のない書き手が書くレビュー記事に求められるものなんてのは、逆にその程度のものなんだろう

ネットで、無料で読めるような文章なんてのは、そんな低俗(だとオレが思っている)なモノのほうが
わかりやすいし直情的な面白さがあるし、寧ろそういうモノのほうが求められているんだろう

だけど俺はそれが嫌だった

個人の好みをただまくし立ててるだけのゲームレビューが面白くなかったのだ

キャラが可愛い、絵柄が好み
あの開発者が開発に参加してるから
あのメーカーが制作してるから
ゲームシステムが俺の好みだから

俺はそんな一元的なレビューを読みたいわけじゃなかった。

どこがどう面白いのか、どうつまらないのか(いけなかったのか)
むかし、1990年代のゲーム雑誌にあった、レビュー投稿コーナーに集った、熱いレビュアー投稿者たちのような
胸の熱くなる長文が読みたかった。

ネットがあれば
そんな熱いレビューが、沢山読めるものと思っていた

だが、現実は違った

そこで俺は初めて悟ったのだ

ゲーム雑誌に送られてくるレビューはがきの大半はおそらく、上辺だけの落書きの駄文
ごく一部の投稿者のはがきだけを厳選して掲載していたのだと…

その現実に落胆していた頃だった。

俺は、鳶嶋工房と出会った。

圧倒的な情報量に感動した!!

一日か二日かけて、ゲーム関係の文章をすべて読みつくした。

面白かった。

知らないゲームのレビューも全部読んだ。

そしてゲームデザインとはどうあるべきか?が書かれたゲームエッセイの数々

当時、ゲーム雑誌やネットに露出していたゲームクリエイターたちもここまでのことは書いてくれなかった
教えてくれなかった
(だから今ほど、ゲーム開発が身近でなく、ゲーム業界へ入るのは今よりもまだ障壁があつかった)

そういうのはプロの世界に入らないと教えないぞ!!というような空気を醸し出していたから

インターフェイスの変遷とか、ゲームバランスのあり方、ゲームデザインの方針

そういったノウハウ(といっても個人レベルのものではあるが……)
隠すことなく、分かる人だけついてこいというノリで、余すことなくすべて教えてくれた

それだけではない
俺は足を踏み入れなかったが、Flash等、プログラム言語に関する記事もたくさん書いており
寧ろ、ゲームレビュー等よりもプログラム関係の記事のほうが本業で人気記事になっている

つまり、ここで、
時にはとんびさんに質問しながらでも、その気になればプログラムの勉強もできたぐらい
素晴らしいサイトだったのだ

俺が2004年当時、宝の山と思った理由が、わかっていただけるだろうか






それから俺がゲームレビューサイトを本格的に立ち上げたのはすぐだった。
2004年4月。
鳶嶋工房に出会って、2,3ヶ月(だったはず)で、すぐ俺はサイトを始めた

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このとき、ブログや便利なHP制作ツールなんて存在しなかった
ホームページビルダーはあったが、これで作られたホームページは小馬鹿にされる時代だった
(それにこのソフトは高かった)

だから、独学でHTMLとスタイルシート(CSS)を俺は勉強した。

今から12年も前のこと。
今ほどネットの情報量は充実していなかった。

これは専門書を買うしか無いかと思うこともあったが、丁寧にHTMLについて解説しているサイトがあり、
そこに何日も通って、必死にHTMLを勉強した

(苦戦したのが出始めだったスタイルシートで、サイト管理の方法が2種類あったために、本当に混乱したもんだった)





サイトを始めてもすぐには鳶嶋工房のようなレビューなんて書けなかった。

当たり前だ
それまで、ゲームレビューなんて本格的に書いたことがない
それどころか、きちんと文章すら書いたことがない

俺は、ネット上に転がるレビューという名の駄文を毛嫌いしてたが
なんてことはない、
同レベルのものしか書けなかったのだ

これは今でも思っていることだが

俺は文章書きに向いてない
クリエイティブなことが出来ないんだ

今でも痛感している

しかし、それでも、このゲームレビューサイトを何年も辛抱強く続けたことで、今があると思ってる

この時、上手くいかなくて向いてないとか思っていても、ゲームへの情熱があったから
長く続けてきた

そして、あこがれの人物に近づくためには、敢えてその人を遠ざける必要があると当時は思った

毎日のように見ていた、鳶嶋工房を見ることをやめた

あの人のようになりたいと思ったら、その人のコピーにならないように、そこから離れて頑張るべきだと直感的に思ったのだ

そうしないと、自分の中のオリジナリティがなくなってしまうと思った

この考えが、今となっては正しいかどうかは俺にはわからない

もっと良いやり方はあったのだろう

だけども、

「ゲームレビューの書き方を勉強させてください!!」

なんて、親しくもない人のところに突然押しかけるのもダメだろう
(プログラムの勉強でわからないことを質問するのとはわけが違う)








鳶嶋工房のサイト19周年記念として、久々にゲームレビューが更新された
ゲームはPS2の「テイルズ・オブ・ジ・アビス」だ。

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俺も同じゲームをレビューしているが、まだサイト開始から2年弱
とてもじゃないが文章が稚拙で、書き直したいレベルなので見比べるのはやめていただきたい
(この振りがダチョウ倶楽部の「押すなよ!絶対押すなよ!」状態になっているが)

やはり凄いなあと思う。

10年以上、あこがれの人物を遠ざけていたが、
もう色々と諦めが付いた今、さすがに遠ざけることはやめた

12年頑張ったという事実があるのだから、もう遠ざける必要はない
12年やって1000タイトル以上のゲームをレビューしてきた。

もう、そういうことをする必要はない

ただ、数年ぶりのゲームレビューで、とんびさんも丸くなったなぁと思った。

話が混乱するから、まずはテイルズ・オブ・ジ・アビスの話をしよう。

このレビューではジアビスがいかに完成度が高いソフトなのかを語られているが、今も俺は手放しで褒めるゲームではない。

俺が文章下手で向いてないと思っても、ゲームレビューを続ける確信があったのは、主張が一貫してブレないからだった。

中学生の頃、へたしたら小学生の時に遊んだゲームで、その時の感想や印象が
今やっても同じように思う

普通は、昔と今で感想なんてうつろって変わっていったりするものだが
俺はどうしても、Aと言えばBという感じで、ゲームに対する印象は、絶対に変わらない

要は、その一本槍の通った感想レビューの書き方が良いか悪いかというだけで、俺が努力するべきは、そこのアウトプットなのだと思う。

何をいいたいのかというと、ジアビスも、昔書いたレビューだから、文章自体は散々な代物だ

ただ、5年前3DS版を再プレイして、やっぱり同じような感想だったから、その時の衝撃で今もジアビスに対する印象は覚えている

ゲームとしては、イベントシーンばかり
ダンジョンなども、実質的前作のシンフォニアと比べると王道でギミックが物足りない
フローチャートも行ったり来たりが多くて、ダンジョンがただの通り道になってる
要はゲーム性が希薄ということ
製作期間が足りなかったのかカットされたと思しきものが多く、テキストの誤字が多い

シリーズ物なのだから、前作のシステムを使っているから面白いのは当然であって
こういう部分は絶対に触れられなければならない
総合的な完成度が高いのに、なんでいつもケチつけるんだって話になるだろう

だけども、そこを他が良いから、キャラが良いから、ストーリーが決まってるから、何より神ゲーだから!!(どうでもいいが俺は神ゲーという褒め方をしてるレビューが嫌いである)
という理由で見えないふりをするのは絶対に良くない

俺の中でのとんびさんなら、もっとこの辺をスパッスパッと言ってくれるもんだと思っていたのだが。

フィールドの造形が素晴らしくても、ロードを犠牲にしているのはやはり実用性の観点から
そんなに凄いことと言えない
(他社のゲームだって、PS2時代のゲームはディスクアクセスとの戦いで様々なものを敢えて削ってきたのだから、両立してこそ評価すべきことだ)

ただやはり、この人のレビューは本当に素晴らしいと思う
俺は結局ここまでのことはやれなかった。

俺が何を言おうが、やはりこのレビューは正しいと思うし、さすが!と思っている。
全部ベタ褒めしてるわけじゃなく、ちゃんと細部までしっかりシステムを見てる

俺の場合は、やらなかった要素は無かったものとして処理することが多く、そこがちゃんとゲームをやってないと批判される原因になっていた

この辺の俺の信念としては、確かにシビアそのものだろう
実装してある要素を、気付かなかったとか遊ばなかったという理由だけで無かったものとして扱ってしまうのだから、残酷極まりない

まあ、俺の話はいいだろう。

それで、昔のとんびさんはもっと厳しかったはずだと思って、テイルズオブシンフォニアのリンクを開いたらやっぱり、厳しかった。

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ストーリー設定なんかは、「そこまで言わなくても…」と思うが、やはりこれでこそ俺が憧れてたとんびさんだと本当に思う。

(別にハーフエルフが希少じゃなくても良くね、という反論。ドワーフの設定や扱いが適当だったのは同意するけど)










結局、俺のゲームレビューサイトはいくら頑張っても鳴かず飛ばずだった

他にどんどん面白いレビューブロガーが生まれてきて、それにあっという間に追い越されていってしまう

そうやって一人相撲の状態がずっと続いていた矢先2007年にゲーム配信と出会った
そしてそこで、俺という人間が面白がられた

だが結局ゲームレビューへの思いは断ちきれずにゲーム配信を捨て、ゲームレビュー一本に戻る
が、相変わらずうまくいかない
しかも、時代に逆行する選択をしたために、前以上に苦労する

時系列は大幅に飛ぶが

2015年8月
俺は思い残したことの一つに自分でゲームを作りたいというものがあった

もうゲーム会社に入社してそれで飯を食っていくような王道路線は無理だ
俺にはスーパープログラマー的な能力もないし、手がけたゲームがミリオンヒットさせられる企画力もない

それに、1からプログラムを習得している悠長な時間もない

そうなったら、超簡単に作れるPS1のRPGツクール3ぐらいしか選択肢がなかった

それでやりたかったことの一つであるゲームを一本作る

すぐ終わる短編とかじゃなくて、ちょっと手のこんだやつで

なんなら、ツクール3の容量全部使いきるぐらいで、更に本格的なちゃんとしたやつ

それで作ったのが、「マテリアライズバースト」という中坊臭いゲームタイトルのRPGだった。



他人がこれを一本の作品と認めるか認めないか駄作かそうじゃないかはどうでもいい

500時間以上かけてこれを作った

それでもう、俺はやりきったつもりだった

もうなんか、これまでゲームが好きでゲームばかりやってきたが一度だけでも作り手側に回ってみたい

そんな思いが、自己満足ではあるが成就された

数ヶ月間
放心状態になった







ゲームレビューから今度はいきなりゲーム実況動画に関する話に変わるが

俺は、ゲームレビューを頑張っていた10年前と、また同じ気持ちを味わっている

巷に大量に出回っている、ゲーム実況動画

俺はその先駆者のつもりだった

しかしいつの間にかそうではなくなった

このゲーム実況動画が、面白く無いのだ

いや、面白いものも確かにある

だけども、面白くないというよりも、物足りないのだ

それはもはや、10年以上前に、ネットに転がるゲームレビューに憤慨していた俺の感情とリンクしていた

ただ画面上で起こっていることを喋っているだけ

違う
そうじゃないだろ

もっとこう
なんか、真剣にゲームやってたら思うところがあるだろ!!


そうして生まれたのが俺がやっているゲーム動画だ

まああれが面白いつまらない笑えるくだらないはともかく

「あーーー…………。やられちゃいましたね」

お前は、ゲームの中で負けても、沸き立つ感情はそれだけか!?

もっとこう、マジでゲームやってたら、ブチ切れるだろ!!
そしてクリアしたら喜べよ!!

その喜びを、もっと前に、感情を表に出してくれよ!!





俺は松岡修造の暑苦しさが大嫌いだが、最近、その気持ちだけはわかるようになってきた気がする

若いから、お前みたいに熱くなれないんだよ
わかるか?たかがゲームだぞ?


違うそうじゃない!!


たかがゲームでもまじになってみろよ!!
だから面白く無いんだ!!


?「呼ばれた気がしたので」






俺「呼んでないから!!!!」


勝手に出し切ってろ

そうやって、ゲーム実況動画の世界も面白くしたいと思っているが、
なかなかうまくいかない

俺は誰も知らないフリーゲームを周りに紹介したいと思っても、今の動画飽和時代にはそれだけではさっぱり見てもらえない

そして俺の知名度がないから、何をやっても中々人に相手にしてもらえない

そうやってスパイラルに陥りそうになっていく

あまり自分自身が「どうしてうまくいかないんだろう」と悩みまくることは少ない

ダウンタウンですら、自分の冠番組がうまくいかないと悩んだりするのだ

結局、まず俺の知名度を上げることから始めないとダメだとなっていく







ここ暫くの間、俺についての昔話をたくさん書いてきた

これはブログで知り合った人、なんでも実況Vの動画で知り合った人
ゲーム制作の動画で知り合った人など


俺の起源やルーツを知ってもらいたかったから長い昔話を続けてきました


ただもう、その話題は今回が最後です


もうあとは前に歩くだけ

終わります








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