[RPGツクール]通称Aコン優勝作「クック・ドゥ・ドゥル・ドゥー」を見返して、ツクールでのゲーム作りを見直す



これはSFCのRPGツクールで作られた「クック・ドゥ・ドゥル・ドゥー」という名作ゲームだ。
1995年、第一回アスキーソフトウェアコンテストでグランプリを獲った名作。

今で言う、RPGツクールで作ったゲームを集めてコンテストを行ってるちょっと大掛かりな大会に近い。

この通称Aコンは、SFCのRPGツクールだけでなく、PC版のツクールも選考対象だった。

だが、栄えある力作を抑えて、この制約だらけのSFCのRPGツクール製RPGがグランプリを獲ったことは今では話題性だけで片付けられない完成度を誇っていると思う。

当時は、なんでこんなへっぽこRPGが。。。と誰もが思ったことと思う。
PCツクールでこれより凝ったRPGがざらに受賞してたし、
3位ぐらいの作品には、同じSFCのRPGツクール1製で、ターボファイルをフルに使った
大作王道RPGなんかも受賞していた。

そんな力作ぞろいの中で、あえてどうしてこれがグランプリなのかと思っていたものだった。

残念ながら、上の動画分は最後までのプレイ動画ではない。
当時、SFCのサテラビューで、オリジナル版が無料放送(配布)されていたのだが、
そこでゲームを受信するしか、プレイ方法がなかった。
そのため、Youtubeやニコ動を探しても、このSFCオリジナル版の完全プレイ動画というものはあがっていない。


ただし、のちにPC98版のRPGツクールへ、リメイク移植されており、
そちらのバージョンでは、最後までのプレイ動画があがっているので、気になる人はそれを見て補完していただきたい
(自分は、元データを所持していて、自分でプレイしたいと思っているので、こっちの動画は最後まで見てないのであしからず)



何しろ凄いのは、あのSFCのRPGツクール1で、きちんとした作品を作り上げたことだと思う。

あれを触ったことがある人ならわかると思うが、あれも出来ないこれも出来ない、制約だらけで
短編RPG1本作るのにも、相当試行錯誤が必要な仕様になっている。

今では考えられないほど自由度の狭いツクールだった

それでも、その環境で、きちんとした作品を作り上げるのには、かなりの時間を要するが。

そんななか、異彩を放っていたのが「クック・ドゥ・ドゥル・ドゥー」だと思う。

SFCオリジナル版を見ると、節々の演出が荒削り感があるが、しょうがない。
だが、ニワトリと飼い主の主人公がいる場合でイベントが変化する町。
ニワトリ視点と人間主人公視点で交互に展開するストーリー
軽妙で味のある台詞回し

RPGツクール1の制約をうまくかわしたというか、短所が目立たないような工夫

演出がたとえ荒削りでも、それっぽく見せることで全然気にならなくなる所

これらはやはり、アイディア一点張りでの勝利だなと思う。

面白いゲームを作るのに、ツールの貧弱度は関係ないということを改めて思い知らせてくれたゲームだと思う。

今のツクールは、なんでもできるから、あれもしなきゃいけないこれもしなきゃいけない
苦労しなきゃいけないと言う風潮が出来上がってしまっているが、
そうじゃなくて、本当に面白いことだけを削ぎ落として削ぎ落として、できの良い物にしていくという考え方は大事なんだなと改めて実感させられた。

戦闘とか無くていい、
きれいなマップを歩かせるだけでもいい

そういうふうに、絞って絞って完成まで持っていくということが大切だと気付かされる。

ちなみに第二回Aコンのグランプリも、SFCのRPGツクール2の作品だった

※グランプリは該当者がなく、優秀作が3作品。
この中の「まおうさたんのえにっき」というゲームが、SFCのRPGツクール2製のゲーム。
(魔王が主役で、町の住民を殺すことが出来るシステムがウリだった気がする)

こちらは、遊ぶ環境がなかったため、プレイ動画は残っていないのが残念。

ちなみにコープスパーティ」も同時受賞。
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