[ゲーム]PSVRを買いに行かされた時の話

うちの親父が、PSVRをほしいから買ってきてくれというので、買いに行かされた。

※ 自分用のものを買ったわけではないので注意




朝9:30

某店で抽選販売をおこなうというので30分早く、某店へ向かう。

もう長蛇の列でもできていないかなと思ったが、並んでいるのは5人だった。

たった5人か・・・

俺はがっかりした。

PSVRは品薄だということは風のうわさには聞いていた。
だから、ものすごい争奪戦でも始まるのかと思っていたが、随分と静かだったからだ。

が。
その後、続々と車にいた待機組が外に出てきて、俺の後ろは5分足らずであっという間に長蛇の列になった。
(とはいっても100人超えというほどではなかった、せいぜい50人いるかいないかといった感じ)

また、店内入り口には張り紙がしてあり、入荷数は30台と書いてあった。

なんだ、30台も入ってくるのか、余裕じゃないか

俺はそんなふうに思った。

俺は別にPSVRを欲しくはないのだ。
欲しくはないというと嘘になるが、今は買っていられる家計状況じゃないことがわかっている。

だから、出来れば親父には悪いが、抽選販売は外れてくれたほうが良かった。
なぜなら、外れることで余計な出費をしなくて済むからである。

そして10:00。店の扉が開く。

東京の電気店みたいにメガホンを持って大声で案内なんてされることはなく、静々と行列が店内に向けて動いていく。

俺は7番目だった。

7番の抽選券を渡され、抽選発表が始まるまで、店内をウロウロする。

長いこと出入りしていなかったゲームショップだ。

俺は、金がなくなってきた5年前から、ゲームショップへの出入りを辞めるようにしていた。
そうしないと、欲しいものを買ってしまって無駄遣いをしてしまいかねないからだった。

だから、この空間が凄く居心地が悪かった。

俺は併設してある本のラノベコーナーへ逃げるように走った。

こうすることでゲームへの抑え込んでいた欲求をかろうじて保つことが出来るからだ。

時折、子供が体験ブースで、スプラトゥーンをはしゃぎながらやっている声とゲーム音、モニタが視界に入ってくる

それに欲求を刺激されるが、グッと堪える。

そんなことをやって、脳内格闘を続けていると、レジの方から抽選発表のアナウンスが聞こえてきた。

その声は、店内中に響き渡るマイクを使って行われていた。
耳をふさいでいても聞こえてくるほどの声だ。

そして、1つずつ、ゆっくりと当選番号を発表していく。

俺の番号は、中々呼ばれなかった。

レジ前の様子が気になり、店の奥側にあるラノベコーナーからレジ前へと移動する。
人だかりを避けながら・・・

そこには、番号を呼ばれた人、呼ばれるのを待っている人でごったがえしていた。

番号を呼ばれた人は、嬉しそうにレジへと向かっていく。
その姿を見ると、羨ましく感じた。

だが、俺は外れてほしい側なのだ。

抽選番号は、当選番号から推測するに、大体70番弱まであるようだった。
つまりは、今回抽選販売に参加した人数が70人ほどということになる。

30台に対して70人。
つまり、当選確率はほぼ50%弱ということになる。

これは、欲しい人にとっては決して高い数字ではない
が、外したい俺にとっては、高い数値だった。

端的にいうと、2人に1人という格好だ。

かつて、プレイステーション2、プレイステーション3の60Gを発売日に引き当てた俺にとって、
この倍率は、なんと生ぬるいものだと感じていた。

PS2やPS3は努力だけでは決して手に入らない、これより数十倍の競争率を誇る品物だった。
俺ももう発売日入手は無理だと諦めていたら、どちらも天に運が味方でもしたのか、俺は手に入れることができた。

PS2の時は、当時行きつけのゲームショップの人が頑張って入荷してくれて発売日の朝に電話が来た
(これにはびっくりしたものだった)
PS3の時は、ある電気店の抽選販売に応募したら、なんと俺の番号が当選したのだった。
この時ばかりは、PS2の時みたいな奇跡は無いと思っていただけに本当に驚いた。
家に持って帰るまで手が震えて止まらなかったほどだった。

他のゲーム機も、発売日購入は品薄で大変だが、大抵は努力と対策でどうにかなるようなものばかりだった。

「残り15台です!!」

店内アナウンスが響く。

俺の番号はまだ呼ばれなかった。

俺はホッとしていた。

このまま当たらなければ、お金を使わなくて済む。

あの場で、ハズれろ!ハズれろ!と祈っていたのは、俺ぐらいのものだろう。

俺はレジ前から、再びラノベコーナーへ戻り、最近の流行りをチェックしていた。

「残り5台です!!」

俺の番号はまだ呼ばれない。

このまま終わるだろうと安堵しようとしたその時だった。

「抽選番号7番!7番のかた!」


あっ

当たった

当たってしまった・・・

こうして俺は、親父の使いで、PSVRを泣く泣く買い、親父に渡した。
親父は機嫌よくほっこりしていたが、家計状況を考えると、とんでもなく高い買い物をしたものだと、本当に後悔したのだった。

PSVR面白いかい?
俺は体験できてないけど
(実機を直に見れたぐらいだ)
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