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[ゲームレビューの話]ゲームレビューの点数制度の価値基準は最大瞬間風速でいい

「10」とはいったい何なのか――レビュワーの苦悩とIGN採点式レビューの美的な欠点

こちらの記事によって、ゲームレビューとはなんぞや?という議論が活性化しているようだ。

これについて、個人的な見解が整ったので、簡潔に述べたい。



まず、ゲームレビューに点数が必要か不必要か?という議論について。

俺は14年、利害のないところでずっとゲームレビューをやり続けていた。
その経歴を踏まえて、もう結論がほぼ決まってきているので、それを述べる。

はっきりいって、点数をつけたがるゲームレビュアーは二流、というのが結論だ。
身分はなんでもいいが、とにかく点数を自分から付けたがっていて、付けているようなレビュアーは一流とはいえない。
読み手に指標としてわかりやすく伝えるために、点数を添えているのならば、その人は少なくとも二流は脱しており、信頼できるレビュアーだと思われる。

で、一体誰が、点数を求めているのかというと、それは読者にほかならない。

読み手が、そういう指標とか物差しを求めているのだ。

そうなると、ゲームに点数をつける行為自体に、絶対的な価値だとか相対的な価値だとか
発売日時点では満点でも、時が経過すれば下がるだろうとか、そういう点数の数値を神格化することは無駄だとはっきり言いたい。

よく考えてもらいたい。
一人のゲームレビュアーが付けた(あるいはメディアお抱えのレビュアー数名)点数に
どれほどの価値があろうか。

そこで最初に書いた、書き手から見たゲームレビューの点数という話が出てくる。

点数に変な価値基準をつけようとするから、うまくいかないのだ。
そうではなくて、読者が単に目安として欲しがっている数字以上のものではないと、決めてしまえば、
実に、いろんなことが解決する。

そこで、出てくるのが、じゃあ点数はどこを見て付けているのかという話になる。

それは、定義づけると以下の通りになる。

ゲームの発売日時点で、想定購買層へ向けた、価値基準の数値

どう考えたって、これ以上の定義が思いつかない。

ゲームレビューの点数なんて当てにならないし、いらなくね?
ではなく、なくしたらなくしたで、読者の価値判断が一つ失われる

じゃあ、それを成立させるにはどうすればよいか?と言うことを考えると、答えは簡単に出る。

ゲームのレビューなんて、発売日前が一番注目度が高い。
発売後に発掘レビューみたいなことをやっているところもあるが、どんなに頑張っても
新作ゲームレビューの1/10の注目度にしかならない。

そのような読者の指向性を考えたとき、発売日時点で点数を付けてしまうと
あとで訂正する必要もないし、最初にある程度厳密に吟味してさえしまえば、それは価値のある点数になる。

だから例えば、今から19年前のゲーム

「ゼルダの伝説 時のオカリナ」が、当時のファミ通レビューで40点満点だったとする。

これは、読み手がどう解釈するかというと、発売日時点では40点満点を与えるにふさわしいゲームだったと解釈すれば、今思うとファミ通のアレ(40点満点)はやりすぎだよな
みたいな、後付議論というものが絶対に生まれない。

こういう決め方をすると、満点のゲームが量産されたり、最近の新作ゲームは、
特に、AAAタイトルは必然的にできが良いので、点数がインフレ化する傾向がある。

が。
それで良いではないだろうか。

別に良いゲームを、あそこがちょっとイマイチだったからな・・・
と、揚げ足を取るように、減点して7点とかするぐらいなら、素直に10点で俺はいいと思う。


それから、最後に、ゲームレビューの書き方について。

これは自分が今、痛感していることだが、
はっきりいって公のゲームレビュアーも含めて、基本的にゲームレビューは褒めたほうが良い。

まず、誰だって、ネガティブ満載の辛口レビューよりも、ポジティブなレビューのほうが賛同が得られやすいし、読んでいて不快な気分にならない。

これは何も、レビュアーが販売促進係に徹しろと言っているわけではない。

重箱の隅をつつくように、揚げ足ばっかり取って、悪いところばかり書いて、クソゲー!!
と書くよりは、

「なぜ、ここはこうなっているのか?」「このゲームはもしかしたらこうしたがったんじゃないか?」

こういう書き方をしたほうが、同じネガティブなレビューでも、断然良い。

決して無理して褒めろとか、都合の悪いところは隠せと言っているわけではない。

そういうのもひっくるめて、一言で言うならば、ゲームレビューは“ほめる”書き方を目指したほうが断然良い。

知り合いのゲームだけど、実はクソゲーだから、そのままクソゲーだと書く?

とんでもない。

ちょっと欠点が目立ってしまっているゲームだけど、こういう部分がこだわっているとか
知り合いが作っているからこそ、わかる苦労とか汲み取れる意図が必ずあるはずだ

そういったところも、しっかり紹介することがよいゲームレビューへの第一歩だと俺は思う。

俺はそれができなかったから、
気づくのにあまりにも遅かったから、プロにはなれなかったんだがな。


体調不良で背中に激痛が走っており、こんなこと書いてられる状態じゃないのだが、
熱く語ってしまった。

終わります。
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